アメリカといえば医療に対する考え方というのがかなり冷淡なものというイメージがあるでしょう。要するに国がほとんど補助を出さないということであり、当然ではあるのですが自己責任というような形で保険サービスが充実しているタイプのものであると言える国です。アメリカのGDPに対する医療費比率は大体20%弱であり、これはかなり低いことにはなっています。また破産した人の半分は医療に関する費用によって起きてしまっているというデータもありますのでかなり病気に対して優しくない国であると言えるでしょう。翻って日本ですが、国民健康保険というのがありますので基本的には保険料を支払っているということによって3割負担で医療を受けるということができることになっていますのでこれは実に有り難いサービスであり、制度であると言えるでしょう。なんだかんだで日本はかなり優れた制度にはなっています。今後も維持できるのかどうかということはともかくとして有難いことではあります。